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私たちの思い
プロジェクトの立ち上げ
感染症拡大の影響で自粛が続いた5月半ば。
片貝まつりの中止が決まり、地元では落胆の声が広がっていました。年に一度、思いを込めて打ち上げる花火を楽しみにしていた住民たちは、花火事業者の苦境を知るとともに、自分たちも花火を上げて元気を出そうと独自に打ち上げの計画(片貝花火サポーターズ倶楽部)を練っていました。
一方、小千谷市役所では、市民生活と市内経済を守ると同時に活気を生み出すためのアイディアを職員に募り、事業化の検討に入っていました。その中で、公的な支援の手が届きにくい花火事業者の支援について観光協会とともに検討が進んでいました。
その2つのアイディアが一つになり、市民と関係団体、事業者が連携することで実現したのが今回のプロジェクトです。
私たちの思い
イベント等の中止により、市内の花火事業者2社(小千谷煙火興業、片貝煙火工業)が苦境に立たされています。この2社は自社で花火を生産し打上げを行う、いわば「花火の地産地消」を行っており、また、越後三大花火と呼ばれる「海の柏崎」、「川の長岡」、「山の片貝」の全てに関わる全国的にも重要な事業者です。そして、花火は小千谷の、いや日本の伝統的な文化でもあります。
全ての経済活動に制限がかかる中、飲食店などは市独自の商品券等で消費を喚起していますが、花火玉は一般的な方法で消費することができません。消費がなければ花火事業者の経営を続けていくことはできないのです。
そのため、小千谷産の花火玉を打ち上げ、事業者を支援するとともに、花火を打ち上げる文化を守っていこうというのがこのプロジェクトの目的です。
また、生活に様々な影響が続いているこの困難な状況を、市民みんなで支え合いながら乗り切ろうという思いを込めた花火を打ち上げることで、地域社会に元気を出していくきっかけづくりにしていただくためのプロジェクトでもあります。
小千谷市内の花火事業者紹介
有限会社 小千谷煙火興業
有限会社 片貝煙火工業
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